【中標津・道東エリア】冬の妖精「シマエナガ」に会いたい!地元民が教える観察スポット&生態ガイド

撮影:高橋 勝則
撮影:齋藤 達哉

テレビやSNSで大ブームを巻き起こしている「シマエナガ」。
真っ白でふわふわ、つぶらな瞳……まさに「雪の妖精」ですよね!
全国の人が「一度は生で見てみたい!」と憧れるシマエナガですが、
実は私たち道東に住む人間にとっては、身近な森に暮らす「ご近所さん」なんです。

今回は、道東・中標津エリアを中心に、シマエナガの生態や、会えるかもしれない観察スポットまでたっぷりご紹介します!

そもそもシマエナガって?どうして冬だけ丸いの?

撮影:齋藤 達哉

シマエナガは、北海道全域に生息するエナガの亜種です。スズメよりも小さく、体重はなんと10円玉2枚分(約8g)ほどしかありません。

「シマエナガ=真っ白で丸い」というイメージが強いですが、実はあの姿は「冬限定」。夏場は少しほっそりとしていて、頭にも黒い模様があるんです。

シマエナガ(細) 撮影:山宮 克彦
  • なぜ冬だけ丸くなるの? 北海道の厳しい寒さを乗り切るため、羽と羽の間に空気をたっぷり含ませてダウンジャケットのように膨らんでいるからです。
  • 冬は何を食べているの? 冬は虫が少ないため、木から出る「樹液」が大好物!また、ミネラル(塩分)を補給するために「ヌルデ」という木の実を食べることもあります。

中標津周辺でシマエナガを探すならここ!

シマエナガは神出鬼没ですが、中標津町内や道東エリアでも目撃情報が多いスポットをいくつかピックアップしました。

中標津丸山公園
地元民の憩いの場である丸山公園は、実は野鳥観察の隠れた名スポット。
シジュウカラなどの「カラ類」と一緒に群れ(混群)を作って飛んでくることが多いです。
冬場のエゾリスと一緒に探してみるのも楽しいですね。

参考:中標津町役場

湯宿だいいち(中標津町)
「シマフクロウが来る宿」として全国的に有名な温泉宿ですが、実はお庭の周辺でシマエナガが観察できることも!
温泉で温まりながら野鳥を待つなんて、最高に贅沢な時間です。

春採公園(釧路市)
中標津からは少し足を延ばすことになりますが、道東の野鳥観察スポットとして非常に有名です。
冬場は木々の葉が落ちるため、白いシマエナガを見つけやすくなります。

参考:釧路市ホームページ

シマエナガを見つける「3つのコツ」

撮影:齋藤 達哉

1.耳を澄ます!
姿を探すより、まずは鳴き声。「ジュリリリ、ジュリリリ」という少し濁った高い声が聞こえたら、近くにいるサインです。

2.他の鳥の群れを探す
シマエナガは、冬場はシジュウカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラなどの別の小鳥たちと一緒に「混群(こんぐん)」を作って移動します。
小鳥の群れを見つけたら、その中に白い妖精が混ざっていないか目を凝らしてみましょう。

シマエナガの混群の様子
撮影:山宮 克彦
ハシブトガラ
撮影:高橋 勝則
シジュウカラ
撮影:高橋 勝則
ゴジュウカラ 撮影:山宮 克彦

3.葉の落ちた冬〜春先がチャンス
木々に葉が茂っている夏場は、小さくてすばしっこいシマエナガを見つけるのは至難の業。
葉が落ちている12月〜3月頃が最も見つけやすいシーズンです。

最後に:観察の際のお願い

シマエナガに会えたらテンションが上がってしまいますが、彼らは野生動物です。

撮影:高橋 勝則
  • 私有地には絶対に立ち入らない
  • フラッシュ撮影はNG(鳥の目を傷めてしまいます)
  • 無理に追いかけない、餌付けをしない

    これらを守って、道東の豊かな自然と可愛い妖精たちをそっと見守りましょう!

参考・引用元



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