
道東の豊かな自然の象徴でもある、ヒグマ。 中標津町では、彼ら(ヒグマ)の活動が活発になる時期、町内での目撃情報や痕跡情報が寄せられます。
「自分は市街地にいるから大丈夫」 「観光地なら安全」 そんな油断は禁物です。
「道東さん」では、中標津町役場から発表される最新のヒグマ出没情報を集約します。 ご自身の安全、ご家族の安全のために、最新の情報を必ずチェックする習慣をつけましょう。
【最重要】最新のヒグマ出没情報(中標津町役場発表)
この記事は、【ここに運営者様が更新した日付(2025年11月4日)】時点の情報を元に作成しています。 情報は刻一刻と変わりますので、必ず中標津町役場の公式ウェブサイトをご確認ください。
▼中標津町役場|ヒグマ関連情報 公式ページ
https://www.nakashibetsu.jp/sangyo/nourinchiku/shizenkankyo/higuma/
▼最近の出没情報
・目撃日時:11/11、6:00
・目撃場所:セイコーマート東店(東19条北4丁目)付近にて熊らしき動物を目撃
・概要:熊の様な動物1頭
・目撃日時:10/28、16:25
・目撃場所:東8条北6丁目ローソン付近にてヒグマらしき動物を目撃
・概要:ヒグマの親子3頭
・目撃日時:10/10、8:15
・目撃場所:中標津町武佐町道南7線
・概要:ヒグマ1頭
ヒグマに「遭わない」ために【鉄則】
ヒグマに出遭わないためには、「ヒグマを引き寄せない」こと、「人間の存在を知らせる」ことが何よりも重要です。
1. 地元民(町民)の私たちが気をつけること
「ヒグマに“餌”を与えない」ことが最大の防御です。
- ゴミ出しの徹底: 生ゴミは、必ず収集日の「当日朝」に出す。前日出しは絶対にダメ!
- 屋外の管理: 家の外に、ペットフードや米ぬか、野菜くずなどを絶対に放置しない。
- BBQの後片付け: 焼肉のタレや食べ残しは、ヒグマの大好物です。匂いが残らないよう完璧に片付ける。
2. 観光客・ハイカー・釣り人が気をつけること
「ここに人間がいるぞ!」とアピールし続けることが重要です。
- 音を出す: クマ鈴、ラジオ、スマホの音楽などを鳴らしながら行動する。
- 単独行動は避ける: 複数人で、おしゃべりをしながら歩くだけでも効果があります。
- フンや足跡を見たら「即、引き返す」: 「ちょっと見てみたい」は自殺行為です。静かにその場を離れましょう。
- 食べ物を持ち込まない・捨てない: 言うまでもありません。
もし、熊に「遭ってしまったら」どうする?
万が一、ヒグマに出遭ってしまった場合の対処法です。
- 【絶対に】騒がない・大声を出さない (ヒグマを興奮させます)
- 【絶対に】走って逃げない・背中を見せない (逃げるものを追う習性があります)
- 【冷静に】ヒグマから目を離さず、ゆっくりと後ずさりして距離をとる。
- 【もしもの場合】スプレーなど防衛手段の準備を。 (※山に入る場合)
まとめ
ヒグマは、道東の豊かな自然を構成する重要な一員です。 彼らのテリトリーに、私たち人間がお邪魔しているという意識を持つことが大切です。
「自分は大丈夫」 「去年も出なかったから平気」
そう思わず、常に最新の情報を確認し、正しい知識で安全に行動しましょう。 ヒグマの目撃・痕跡を見つけた場合は、すぐに中標津町役場(農林課自然環境係)または警察(110番)へ連絡してください。




