【祝・開店】約100年の時を経てルーツの地へ。標津・長谷川菓子舗の跡地に「標津羊羹本舗 標津店」が5月28日ついにオープン!

標津町民、そして道東エリアの甘党の皆さまに、胸が熱くなるニュースをお届けします。
今年(2026年)3月31日、後継者不足やご病気などの理由から、惜しまれつつ75年の歴史に幕を下ろした標津町の老舗「長谷川菓子舗」。シャッターが下りた店舗を見て、寂しい思いをしていた方も多いのではないでしょうか。
しかし、あの場所に再び甘い香りと町の活気が戻ってきました!
中標津町に本社を構える道東銘菓の顔「標津羊羹本舗」の直営店『標津店』が、昨日5月28日(木)、標津町(北1東1)にオープンしました!
直営店としては2店舗目で、中標津町外での出店は初となります。
オープン初日からたくさんのお客様が来店し、店内はお祝いの素敵なお花で彩られているとのこと。
お店からは「店内は素敵なお花で彩られておりますので、ぜひお花をご覧になりに、そして当店の商品をお手に取っていただけますと嬉しいです」との感謝のメッセージも届いています。
「道東さん」では、オープンで賑わう新店舗の気になる全貌と、ネットには出ていない
「なぜ標津に出店したのか?」という長谷川淳社長の熱い想いを、独占インタビューでお伝えします。
🕰️ 「長谷川」の屋号に隠された、約100年前のドラマ
そもそも、中標津の「標津羊羹本舗」と、標津の「長谷川菓子舗」はどのような関係だったのでしょうか?
実は、両社は経営としては全く別の会社ですが、遠い親戚関係(遠戚)にあります。
歴史を紐解くと、今から約100年前(昭和2年)。
長谷川社長の祖父である長谷川藤作氏が、中標津町(当時は標津村)で「菓子司 長谷川」を創業しました。
そこから45年ほど前に羊羹部門が分社化・独立してできたのが、現在の「標津羊羹本舗」です。
一方、今回閉店した標津町の「長谷川菓子舗」の初代は、今から75年前に中標津の「菓子司 長谷川」へお菓子作りの修業に行き、のちに標津町で独立してお店を構えました。
以来75年間、標津羊羹本舗から「標津羊羹」を仕入れ、標津町における大切な販売拠点として町民に愛され続けてきたという歴史があります。
❤️ なぜ標津町に?採算度外視の「ルーツへの凱旋」
標津の長谷川菓子舗が3月に廃業したことで、標津羊羹を地元で買える場所がなくなってしまいました。
スーパー等の販売店が少ない標津町において、「標津の方々が羊羹を買う場所がなくなってしまう」
「過疎化が進む町で、あそこのシャッターまで閉まるとさらに寂しくなってしまう」。
そう危惧した長谷川社長は、自らが直営店として跡地を引き継ぎ、工房も含めてお借りすることを決断しました。
そこには、単なるビジネスを超えた深い想いがありました。
長谷川社長: 「初代のじいさん(藤作氏)のルーツは標津なんです。標津で生まれ、標津にあったお菓子屋で修業して、中標津で独立させてもらった。だから私自身、標津という町にはすごくご縁と深い思い入れがあります。 採算ベースだけでいくと本当に難しい場所です。でも、長谷川菓子舗さんが急に辞めることになったのは、じいさんの代からの何かの『ご縁』なのかなと感じて、今回挑戦してみようと思いました」
町の活性化の一助になりたい。
そして、創業のルーツである標津の地へ恩返しがしたい。
今回の新店オープンは、まさに「約100年の時を経たルーツへの凱旋」なのです。
🛍️ 新店舗「標津店」はどう変わった?


読者の皆さまが気になる「お店の使い勝手」や「品揃え」についても伺ってきました!
① 全アイテムが集結!あの人気商品も標津で買える
これまで標津の店舗では「標津羊羹」のみの取り扱いでしたが、直営店になったことで標津羊羹本舗の全アイテムが購入可能になります!
中標津で大人気の『標津羊羹あられ』や、長年愛される『馬鈴薯もなか(いももなか)』をはじめ、夏期限定の大人気涼菓『本生水羊羹きぬごし』『夏みかんゼリー』も標津で買えるようになりました。
(※長谷川菓子舗の職人さんが作っていた「三角チョコケーキ」などの洋菓子は取り扱い終了となっています)


② キャッシュレス決済に対応!
これまで現金のみだったお支払いですが、新店舗ではクレジットカードが利用可能に!
さらにPayPayなどのQR決済も順次導入予定で、より便利にお買い物が楽しめます。
③ ポイントカードも選べる!
地元民に嬉しいポイントカード制度。
標津町の「カウモンシール」を継続して利用できるように対応しているほか、中標津でおなじみの自社ポイントカードも導入。
併用はできませんが、町外から来た方は自社ポイントを、標津町民はカウモンシールを、といった使い分けが可能です。
📣 長谷川社長からのメッセージ
最後に、1市4町の皆さまへメッセージをいただきました。
長谷川社長: 「標津の町に元気を出してもらうために、我々も精一杯頑張ります!共に町の活性化をやっていけたらと思っています。ぜひ、普段の標津羊羹以外の商品にも触れる機会にしていただき、足を運んでもらいたいです。
将来的には、お借りした工房のスペースを活用して、標津店でしか買えない『標津店限定の生菓子』なども手掛けられたらな、と頭の中で構想しています!」
長谷川菓子舗の面影を残す大きな「標津羊羹」の看板を目印に、新しく生まれ変わった「標津羊羹本舗 標津店」。
週末はぜひ、美しいお花と美味しいお菓子が待つ標津の新名所へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
店舗情報
標津羊羹本舗 標津店
【営業時間】9:00〜18:00
【定休日】日曜日
【住所】北海道標津郡標津町北1条東1丁目1-1
【電話番号】0153-82-2320
※標津店は商品販売のみとなり、甘味茶屋は併設いたしません。


